ペットイメージ

幸せを運んできたペットの猫の物語

初めて一緒に暮らすことになったペットが猫でした。
生後1ヶ月未満で、道路の真ん中にうずくまっている子猫を保護したことから物語が始まりました。
道路の真ん中だったので、一瞬車にひかれそうになって危ないと想い、道路の端に置こうと抱き上げたことがきっかけでした。
抱き上げると風邪をひいているのか、両目が目ヤニで開いていませんでした。
そのため、お世辞にも可愛いとは言えない子猫でした。
抱き上げると人の温もりを感じたのか、最後の力を振り絞ってこちらへ寄ってきます。
その懸命な姿を見た時に、感情よりも先に体が動いて抱き上げてしまいました。
抱き上げた猫は爪を必死で洋服にかけて、まるで私をあなたのお家に連れて行ってと言わんばかりでした。
その必死で生きようとする力を初めて感じ、15年間ずっと感じることができた猫でした。
我家でペットとして飼われることになり、すぐに我家の住人にも慣れることができ、人間が大好きな猫でした。
そして躾が簡単な猫で、トイレの仕方やカーテンや網戸に登らないことを教えるとすぐに覚えました。
開いていなかった両目は動物病院で治療した結果、片目だけ開きましたが光しか感じることができませんでした。
しかしトイレの場所もエサの場所も空を飛んでいる鳥や風を感じることができ、自由に家の中を動き回っていました。
そういう姿は人間にとっては、とても不思議で生きる為の力のようなものを感じました。
そして様々な人に猫の姿を見て、とても幸せな猫だと言われることが多かったです。
それは両目が見えないことをさしているのだと思っています。
しかし幸せだったのは、私たちの方でした。
ペットとして飼い始めて15年間、本当にありがとうと今でも感謝しています。
一緒に暮らし始めて、あなたの天真爛漫な姿を見ながら笑い転げ、家族があなたを題材にしてたくさん話すきっかけとなりました。
時には微笑ましい姿もあり、癒されたことも多かったです。
食べることが大好きな食いしん坊で、お日様が大好きで、布団の中で一緒に寝るのが大好きなあなたでした。
そして一人で旅立った後も我家では、あなたのことを今でも思い出し、笑いながら話しています。
あなたがいなければ、こんなに毎日心の底から笑わなかっただろうし、話すことも少なかったと思っています。
最後は人間と同じように足腰が弱くなり、歩けなくなって介護も必要になりましたが、家族全員で世話をしました。
それは家族全員のあなたへの感謝の気持ちでもあり、最後を全員で看取りたいという気持でもありました。
あなたをペットとして一緒に暮らした15年間は、本当に幸せでした。
そして猫が大好きになり、またいつの日か猫と一緒に暮らしたいと思っています。

Copyright(C) 2011 ぺっと.com All Rights Reserved.